現在も健康や元気パワーの源として親しまれているニンニクですが、人間との関わりはとても長く歴史のあるものです。

ここでは、にんにくと人との関わりについての歴史をご紹介します。

にんにくと人との6500年の歴史

にんにくと人との6500年の歴史

にんにくと人との歴史をたどると、それは6500年という長い年月の関わりがあります。

にんにくの原産国は中央アジアのキルギス地方で、そこから香辛料として広まったと言われています。

紀元前4500年前の古代エジプトでは不老不死の霊薬として親しまれ、ピラミッドの建設に携わっていた労働者にも配給されていました。

長い歴史の中でも、紀元前4500年の時点でにんにくの持つ強力なパワーは広く知られていたようです。

にんにくはシルクロードを渡ってきた

にんにくは、中国へとシルクロードを渡って伝わってきました。

漢の時代に、さまざまな作物とともに中国に伝わり、そこから朝鮮半島に渡ったと言われています。

そして、今から約1500年前、朝鮮半島を経由して、ついに日本へとニンニクが渡ってきました。

当時はまだ「にんにく」とは呼ばれておらず、蒜(ヒル)と呼ばれていて、主に香辛料として使われていました。

その後、室町時代の初期ごろから「にんにく」という名前が広がっていきました。

にんにくが日本で広く食べられるようになったのは明治以降で、それまでは強壮剤など、体力やスタミナ作りのために用いられていたようです。

現在の日本とニンニクの関わり

現在の日本とニンニクの関わり

現在は一般的に広く食用として広まっており、国産の良質なにんにくが各地で生産されています。

国産のにんにくは、中国などの外国産と比べて品質が高いものが多く、特に青森県産のにんにくはブランドとしても有名です。

日本だけでなく、中国でも青森県産のにんにくはブランド化されています。

また、にんにくの持つ成分についても詳しく分析され、にんにくだけに含まれているS-アリルシステインという特有の成分も見つかっています。

このS-アリルシステインは、にんにくの持つ強い抗酸化作用や免疫力と深い関わりがあるとされており、にんにくの元気パワーを最大限に引き出す成分と言えます。

青森県とニンニクの関わり

国内では圧倒的に青森県の生産量が多く、全国の8割を占めています。

青森県産のにんにくの中でも、福地ホワイト六片種という種類は高級品という扱いで、日本で最も品質がよいニンニクと言えるでしょう。

青森県には、「協同組合青森県黒にんにく協会」というものがあり、にんにくや黒にんにくに対して熱い情熱を注いでいます。

黒にんにくとは、にんにくを熟成・発酵させて作られたものです。

にんにくが熟成して黒にんにくになることで、成分が更に増加して味やニオイにも変化が起きます。

青森県は黒にんにくに力を注いでいる

先程の「協同組合青森県黒にんにく協会」という団体からも分かるように、青森県は今かなり黒にんにくに力を入れています。

というのも、青森県の黒にんにくの品質は世界にも認められてきて、どんどん知名度が向上しているからです。

その品質はお墨付きで、味やニオイ、成分など、あらゆる面で黒にんにくはニンニクを凌駕しています。

黒にんにくの味はうまみが増して甘くなっており、ニオイはほとんど臭くなくなっています。

そして、にんにくのキモとも言える成分については、黒にんにくは各種成分が大幅に増加しています。

受け継がれてきたニンニクの可能性が広がっている!

受け継がれてきたニンニクの可能性が広がっている!

今、日本の黒にんにくが世界に注目されることによって、脈々と受け継がれてきたニンニクの歴史に新たな1ページが加えられようとしています。

黒にんにくは、まだあまり知名度が高くないかもしれませんが、あなたにもその魅力を知ってもらえたらとても嬉しく思います。

黒にんにくの効果はたくさんあり、病気の予防だけに留まらず、老化防止や美肌などの効果も期待できます。

もし黒にんにくのことをもっと知りたくなったら、情報がひとまとめになっているこちらの記事が読みやすいかもしれません。

⇒黒にんにくの効果~3つのポイント~