老化防止のためにまず心がけるべきことは、バランスのよい食事、十分な睡眠、適度な運動など、普段の生活を整えることだと思います。
じゃあ、それら基本的なことをしっかりと実践してる場合だったら、「何か他にできることってあるかな?」って思いませんか?
誰だって、いつでも若々しくありたいものです。
そこで、老化防止に役立つ黒にんにくをご紹介しようと思います。
黒にんにくってなに?にんにくとは違うの?
黒にんにくは、にんにくを熟成・発酵させて作られたものです。
にんにくが元々持っている元気や若々しさの源を、熟成することによりさらにパワーアップさせたのが黒にんにくです。
このパワーアップというのは、比喩などではなく本当のことで、にんにくが持つ有効成分を約6~16倍もの量に増やしているんです。
そして、その成分の中には、若々しさの秘訣とも言える成分もたくさん含まれているんです。
若々しさに欠かせないと言われている成分とは?
黒にんにくが持つ若々しさに欠かせない成分とは、主に「ポリフェノール」と「S-アリルシステイン」のことです。
アルギニンやスコルジニンといった成分も若々しさに関わってくるのですが、黒にんにくの中でも特に影響力がある成分はポリフェノールとS-アリルシステインでしょう。
しかも、このポリフェノールは熟成により生にんにくの約6倍、S-アリルシステインは約16倍に増加しています。
にんにくでさえ、不老不死の霊薬と呼ばれるほどのパワーを持っているのに、黒にんにくはその約6~16倍ってすごいと思いませんか?
ポリフェノールと若々しさの関わり
ポリフェノールは有名な成分なので、聞いたことがある方も多いかもしれません。
ポリフェノールっていったいどんな成分なのか、少し詳しく見ていきましょう。
ポリフェノールの持つ主な効果は以下のとおりです。
- 老化防止
- 抗酸化
- 血液をサラサラにする
- 高血圧予防
- 美肌効果
これらを見ると、特に若々しさを保つための効果が期待できることがわかると思います。
S-アリルシステインと若々しさの関わり
S-アリルシステインはニンニク特有の成分で、その薬理作用は多岐にわたります。
ここでは代表的な薬理効果をまとめてご紹介しますね。
- 抗酸化
- 免疫力強化
- がん予防
- 肝障害予防
- 悪玉コレステロールの減少
- 血液をサラサラにする
- 冷え性改善
- 高血圧予防
上記のように、若々しさだけではなく、病気や生活習慣病、がんの予防など、健康面でもたくさんの良い影響を与えてくれる成分です。
アルギニン・スコルジニンと若々しさの関わり
アルギニンとスコルジニンは、前の二つほどではありませんが、若々しさに貢献してくれる成分です。
それぞれの成分が持つ効果は以下のとおりです。
アルギニンの持つ効果
- お肌の保湿
- 精力増強
- マクロファージ(白血球)の活性化
スコルジニンの持つ効果
- 新陳代謝を活発にする
- ビタミンB1の吸収力を高める
アルギニンは元気と若々しさに、スコルジニンは身体の内面のケアに役立ってくれます。
ビタミンB1は疲労回復、滋養強壮の効果を持っているので、その吸収力を上げることで体力づくりに役立ちます。
黒にんにくを食べる習慣をつけよう!
黒にんにくは熟成・発酵により、普通のにんにくよりもずっと食べやすくなっています。
ニオイはかなり少なくなっていて、外に出る時、誰かと会う時にも気にせず食べられます。
味は甘くまろやかになっていて、まるでドライフルーツのような感じです。
クセのない味とニオイに変化しているため、まずはお試しで食べてみるといいかもしれません。
毎日食べても全然苦にならないので、習慣にするにはちょうどいいと思います。
食べる量に制限は特にありませんが、たくさん食べたからと言ってすぐに良い影響が出るわけではありません。
毎日一片ずつ食べるのが、黒にんにくの適量です。
適量を食べることを習慣づけて、長く続けるように心がけてみましょう!
知っていて欲しい黒にんにくの選び方
最後になりますが、黒にんにくの選び方についてもう少しだけお話しします。
たくさんのメーカーが黒にんにくを出していますが、どれでもいいっていうわけではないです。
残念ですが、あまり品質の良くない黒にんにくがあることも事実なので、ちゃんと良いものを選ばないともったいないです。
ここまで読んでくれたあなたには、そういった低品質なものは避けて、良いものを選んで欲しいです。
もしどうすればいいか迷ってしまったら、この記事を読んでみてください。
黒にんにくの特徴から選び方まで要点をまとめて、分かりやすく順番にご説明しています。
黒にんにくのことを知ってもらって、少しでもお役に立てたら幸いです。